2014年9月15日月曜日

第4話 【祝!ウェブサイト更新】 そしてロゴもキャッチも変わりました(全6回シリーズ)


序 章 )


ハウスクリエーションのお客様でもあるS様、そのお勤め先である

株式会社ノースユナイテッド様は人気を博した

「札幌円山動物園しろくまラーメン」の企画製造元でもあります。


















絶対、ひと稼ぎしたよなー と羨んでいたら今年はなんと「チーズづくり」を始めていました。



しかも昨年、イタリアから職人を呼び寄せて以来ずっと札幌に住まわせながら、

一から作ってきた半端なく気合の入ったチーズ。

北海道が誇る良質な牛乳と本場イタリア製法のコラボレーション、

ありそうでいて、無かった商品。

今年春のリリースにもかかわらず飲食業界では早くも話題になっています。











「一度ぜひ工場に見学にきてください」 との有難いお誘いを受け

チーズをタダでご馳走になりたい、ただその一心で伺ってきました。



その軽い気持ちが、冒頭 ノースユナイテッド社・高橋社長様へのご挨拶で一転します。


さらに品質管理をされている 島田様のインタビューから

食品、一次産業、さらに仕事に対する大切な想いを知ることになりました。



本来、ものづくりとは何なのか、楽しさとは何なのか、を考えさせられた想定外の出会い。


FUN&BUILD と言いながら、FUNとは一体何なのか。
















今回のテーマでもあります。


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インタビュアー佐々木) 以下、S

 「10代のころから毎夜ブルーチーズを食べ過ぎては吐くほどのチーズ好きなんです。」


 「百貨店のチーズ展にも毎年通うほどのチーズ好きなんです。」


 「むしろ粉チーズで作った丘の上にパスタを乗せる方が正しいと思えるくらいの

 チーズ好きなんです。」



・・・イタリアの皆さんに私のチーズへの想いがどうやったら伝わるのか、

何度も心の中でシミュレーションを繰り返します。

ちなみに3つのうち2つは真実です・・・




















白石区平和通の一角にかのチーズ工場がありました。

おしゃれな看板がひときわ目を引きます。

アングルがちょっとずれると気まずい建物が映りこむので気を遣います。



おしゃれな入口


おしゃれなロゴ












そのひとつひとつが、ここだけは白石区ではなく
その国土北部のアルプス山脈において、フランス、スイス、オーストリア、スロベニアと国境を接し、
サンマリノ、バチカンの領土を取り囲む半島およびその付け根に当たる部分と、
地中海に浮かぶ2つの大きな島(サルデーニャ島、シチリア島)から成る
首都はローマで知られる国 であることを教えてくれます。




早速S様が2階からお出迎え。いつもお忙しいのにすみません。

















そして高橋社長にご挨拶。写真NGだったのでオフィスの写真と文字だけでお楽しみください。


S)
  「本日はありがとうございます。

 いきなりですが、チーズ作りを始められて驚きました。しかも職人さんを来日させてまで。

 一体、どんなきっかけで、ご縁で、始められたのですか?」



高橋社長)以下、T社長

  「元々、飲食の流通に携わっていたのですが、いつかは製造側もやりたいという思いは

 持っていました。そしてラーメンが当たり始めてからは、すぐに次の一手を考えていました。

 そんな中、昔から大ファンで通い詰めていた東京のイタリアンレストランから、

 本当においしいチーズを作りたいと相談を受けたことがきっかけです。」
















S)
  「レストランから相談を受けることもあるのですか?」


T社長)
  「飲食店向けのコンサルもやっているので、よく相談を受けます。

 余談ですが、どうやってお客さんを増やしたら良いのか 

 そんな相談をしてくるオーナーさんには、まず、これまで何名のお客様が

 延べ数で来られたのかを逆に質問します。」


S)
  「どれだけ増やしたいのではなく、どれだけ来店したのかを?」



T社長)
  「お風呂の栓をしていないバスタブにお湯をいくら入れても意味ないですよね。

 そもそも、今までのお客様にどれだけ満足して頂いているのか、

 そのお客様達と今も付き合えているのか、まずそこからです。

 お客様に奉仕するという考えを持てば、必ずリピーターになってくれます。」


T社長)
  「建設業界なら尚更、顧客とのつながりは長きに渡るじゃないですか。

 絶対、一度お願いした会社にずっと相談したいはずです。

 毎月チラシを送ったり、年に1度の紹介キャンペーンをお知らせしたり、

 お客様とつながりと持つ為にやれることは沢山ありますよね。

 販促よりもそこに目を向ける方が重要です。」



さっそく先制の連続パンチをいただきました。

















S)
  「きっとこの後も大きな展開を考えていらっしゃるのでしょうね。」


T社長)
  「いや、会社として大きいことを成し遂げることはあまり考えていなくて、

 お客様とのご縁や社員、仲間を大切にすることだけを今は考えてやってますよ。

 周りを幸せにすることだけです。とにかく。」




文字では伝わりにくいかも知れませんが、この時点で完全に気持ちを掴まれています。




S)
  「チーズの話しに戻りますが、やはり思い切った挑戦ですよね。」


T社長)
  「よく言われますが、自分では全くそうは思っていません。

 むしろ、相談されたタイミングや、職人との出会いなど、この機会にある人なら

 誰でも同じことをしたと思います。それもオールインで。」

*オールイン → 手持ちの経営資源をすべて投入することの意味と思われます。


S)
  「いやー、んー、うーん、オールインすか。。。白くまの利益も含め。。」

 これぞ起業家と思いました。



このあと、高橋社長とS様はロイトン札幌で開催される

店舗向けの食品展示会&一般向けワイン会の会場に出展者として向かわれました。




特別な広告宣伝をせずとも、春の発表からたった数か月で都内有名ホテルの

メニューに採用されたりと飲食業界のプロには既に知れ渡っているチーズ

北海道が誇る良質な牛乳とイタリアの職人がつくる本物のフレッシュチーズ


北海道を代表するブランドになるであろう、乳製品。


このあと、いよいよ工場に潜入します。




と、思いきや


モノづくりに対する想いと”楽しさ”について

とても素敵なお話しがありました。

















次回は必読です。



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